立夏

立夏 <2021年5月5日> 

夏が始まる日。春分と夏至のちょうど中間で、昼と夜の長さを基準に季節を区分する「二十四節気」では、この日から立秋(8月7日)の前日までが夏となります。それから5月5日は五節句の一つ「端午(菖蒲)の節句」です。かぶとや鯉のぼりを飾って祝う「こどもの日」という国民の祝日に制定されました。柏もちは柏の葉が新芽が出ても古い葉が残っているので「お家が断絶しない」という縁起ものです。 
この頃から日差しが徐々に強くなってきて、気温も上がってきます。暑さによる食中毒を防ぎ、疲労も回復できる梅干しは日本の夏には欠かせない食べ物です。

今回は梅干しをイタリアのシチリア料理「カポナータ」に仕上げたレシピをご紹介します。ワインビネガーの代わりに梅干しを使うことで、さっぱりとしながらあと味にじんわりと旨味が残るカポナータになります。パスタに乗せてもおいしいですし、白ワインにもよく合いますよ。

<梅干しのカポナータ>
「材料」
梅干し(甘口) 大2個
なす 2個
ズッキーニ 1本
トマト 中2個
オリーブオイル 大さじ2
にんにく 2かけ
A
砂糖 大さじ1
白ワイン(料理酒でもOK) 大さじ2
水 100㏄

塩 少々
こしょう 少々

作り方
1. 梅干しは種を除いてたたく。なすとズッキーニは8㎜程度の輪切りにする。トマトは小さめの一口大に切る。にんにくはスライスにする。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにく、なす、ズッキーニを入れて炒める。なすとズッキーニが油を吸ってしんなりしてきたらトマトを入れて炒め合わせる。
3. トマトが崩れてきたら1の梅干しとAの調味料を加えて炒め合わせる。
4. 塩とこしょうを加えて味を調えたら出来上がり。


レシピ by みなとキッチン りんひろこさん